100回聞き【30】「究極的な話」~仕事でも精神的にも絶対成功する方法。幸せになれないたった一つの理由~ 文字起こし(斎藤一人 さいとうひとり)

100回聞き


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  2. 100回聞き【30】「究極的な話」 文字起こし
    1. 仕事でも精神的にも絶対成功する方法
    2. 幸せになれない理由はたった一個 ~「無」というものの使い道を知らない~
    3. 「無」というものの使い道 ~お金をかけないでできることを考える~
    4. タダでできることがいっぱいある
    5. 初めて「無」ができたとき、1万円の使い方がわかる
    6. タダでできることをやってない人にお金を渡すと「無」に戻る
    7. お金ださずに知恵出しな ~お金を出さないで「無」を使う~
    8. 今の環境で何も変えずに、幸せになってください
    9. 嫌な奴はどこにでもいる ~次々追いかけ増してるうちに破産しちゃうかもわからない~
    10. 幸せを「無」から作り出せなきゃダメ ~「なんにもなくても幸せ」これができれば商売やっても幸せ~
    11. 繁盛させる知恵は「無」から生まれる ~「無」をちゃんと使いこなしてから、「有」を使う~
    12. 「何もなくても幸せ」そう思えた人が、次の幸せを手に入れられる ~外の景色はロールスロイスから見ても、軽から見ても同じ~
    13. 良いアイディアが出ないとしたら、あなたは怠け者
    14. 絶対に良いアイディアが出る方法 ~必死でやるとは、必ず死ぬと思うこと~
    15. 経営者は頭脳、経営を勉強しなきゃいけない ~腕一本でいくというのは、怠けてる~
    16. 淡々とやり続けるしかない
    17. プロの世界 ~儲からないのは、怠け者だから~
    18. 精神論は自分の心の持ち方を変えること ~あっち変えたい。こっち変えたいじゃない。あの人は全く変わらなくていい~
    19. 「ありがたい」「もっと頑張ってもらいたい」という勢いになったとき、ものは変わる
    20. お金がないのは、お金のありがたみを知らないから ~神様が「重みを知れ」と言ってる~
    21. コツコツ貯めたお金でお店を出すから、どんな小さいお店でも宝に見える
    22. お金が無かったら貯める ~少しづず貯めてる間に、お金のありがたみがわかる~
    23. 「無」を生かせたとき、はじめて「有」が生きる ~あることだけを望むと、苦しくなる~

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100回聞き【30】「究極的な話」 文字起こし

仕事でも精神的にも絶対成功する方法

はい、おはようございます。
ひとりさんの100回聞いてくださいって話です。

この話は、ものすごい究極的な話です。
最近「私のお弟子さんになりたい」っていう方がいるんで、そういう人にも話します。

それで、今から話す話は「仕事の成功法則」です。
それともう一つ、「精神的なことの成功法則」です。

それで、二つとも同じことです。
で、これがわかると仕事でも絶対成功できます。
それから、精神的な成功も出来ます

で、これが私のお弟子さんに教えてたことで、
究極的に言うと私が教えることは、このことしかないんです。

だからそのことをやってくださいね。



幸せになれない理由はたった一個 ~「無」というものの使い道を知らない~

まず、みなさんが成功しない。心が幸せになれない。
理由はたった一個なんです。

それは、「無」というものの使い道を知らないんです。
いいですか?



「無」というものの使い道 ~お金をかけないでできることを考える~

で、今から「無」というものの使い道を教えますよ。
いいですね?

では、簡単に、あなたがラーメン屋さんだとします。
ラーメン屋さんをやってると思ってください。
仕事はなんでもいいですよ。
その時に、自分のお店を見渡して、ここの売り上げを上げるのに、
1円もかけず、1銭もまずかけないで、お客さんを呼ぶことが何個できる、
要するにアイデアを何個出せるか?っていうことを、まず考えてください。

まずお金をかけない、
ゼロっていうこと
です。



タダでできることがいっぱいある

そうすると、お店を掃除しようとか、味付けよくしようとか、ねっ、
愛想よくしようとか、ねっ。
貼り紙の文字を変えてみようとか、そういうことを考えます。

で、まずそれをやってみます

近所の人に愛想良くしようとか、タダでできることがいっぱいあるんです。
で、まずそれをやってみます。

そうすると、それだけで、「はい」の、お客さんに笑顔でも、
もっともっと笑顔って良くなるんです。ねっ。

「どっから見えたんですか?」って、声をかけるのもいいです。

そういうタダでできることを、徹底的にやります

それで売上げが、どのぐらい上がるっていう。



初めて「無」ができたとき、1万円の使い方がわかる

「無」というものがない人に、
初めて「無」ができたときに、
「じゃ、1万円あげるから」って言うと、
「この1万円で、お客さん呼ぶこと考えてごらん」って言ったら、
じゃ、クーポン券出そうとか、ゆで卵1個あげようとか、トマトあげようとか、それはなんでもいいのよ。
その1万円の使い方が分るの。



タダでできることをやってない人にお金を渡すと「無」に戻る

「無」の使い方が分らない人間にお金を渡しても、
基礎が無いから、一番仕事で大切なのは「無」という「笑顔」であったりとか、
タダでできることなの。

で、そのタダでできることをやっていない人に、お金を渡すと
そういう人が、「お店直したい」とか、
「よそがどうしてるから」ってやると、
必ず「無」を使えない人にお金をかけさせると、
「無」に戻る
んです。
わかりますか?

「無」というものの使い道がわかってないんだ。っていうことなの。

だから、そのことをしっかり分からないと、仕事って出来ないよ。ねっ。



お金ださずに知恵出しな ~お金を出さないで「無」を使う~

だからまず「お金出さずに知恵出しな」っていうのは、
まずお金を出さないで、「無」というものを使わなきゃいけないよ



今の環境で何も変えずに、幸せになってください

それから、じゃ、サラリーマンの人ね。
精神的な、今から話だよ。

サラリーマンの人が、
「僕こういうとこ勤めてて、こーです。あーです」って、いろいろ言うけど、
「あの部長がうるさいこと言わなくなったら、自分は幸せなんだ」
「自分は車買えたら幸せなんだ」

じゃなくて、全く現状変えないでください。
何も手にいれないでください。

それで、「部長が、いくらガミガミ言ってても構わないんだ
僕は山の中で修行してるつもりで、部長の滝とか呼ばれてて、いい滝に打たれているつもりなんです」ねっ。

それから、「自分はガンガンガンガンいくら言われても、人に、自分が嫌なことを言われても、人に嫌なことしない修行なんだ」ねっ。
だから、あの人が嫌なことを言ってくれないと、修行にならないんだ
僕のために言ってくれたんだ
今日も言ってくれ、明日も言ってくれ
で、「それでも、私は、周りの同僚だとか、家に帰っても絶対嫌なこと言わないんだ」ねっ。
そういう修行なんだ

要は全く、何も変えずに幸せに、
その会社でまず幸せになってください

この環境でなってください

それから、そこでも幸せになった人が、就職変えるならいいよ



嫌な奴はどこにでもいる ~次々追いかけ増してるうちに破産しちゃうかもわからない~

だけど、それもできないで、就職だけ変えたとすると、
嫌なヤツってどこにでもいるよ。ねっ。

だから、「何かを手に入れたら幸せになる」っていうけど、
そしたらまた次のものを手に入れなきゃならない。
次々、追っかけまわしているうちに、あなた破産しちゃうかもわかんないよ。
借金だらけになっちゃうかもわかんない



幸せを「無」から作り出せなきゃダメ ~「なんにもなくても幸せ」これができれば商売やっても幸せ~

それより、しっかりと、今で、
なんにもなくても幸せ

これができれば、商売やっても幸せなの。

どこにいても幸せなの。

幸せを「無」から作り出せなきゃダメなの。
わかる?



繁盛させる知恵は「無」から生まれる ~「無」をちゃんと使いこなしてから、「有」を使う~

仕事だとしたら「無」からね。
そりゃあ、小っちゃい最初にお店をつくったりとかっていうのは、お金かかるよ。
だけど、そこを繁盛させる「知恵」というのは、
「無」から生まれる
ものなの。

で、「無」がちゃんと使いこなしてから、「有」を使わなきゃなんない



「何もなくても幸せ」そう思えた人が、次の幸せを手に入れられる ~外の景色はロールスロイスから見ても、軽から見ても同じ~

だから、「何にもなくても幸せだ」って言って、一生懸命働いてたら、
車、軽自動車でも1台買えたら幸せだ

それが、モノ欲しがる人は「軽じゃ幸せじゃないんだ」ねっ。
だから、「軽1台でも手に入れたら、ああ、お休みのときはどっかドライブ行こう」
だって、車から外見ているんでしょ?って。
あなた、車を見てるんじゃないよね?
外の景色って、別にロールスロイスから見たって、軽から見たって同じなんだよ、海の色って。ねっ。
で、そう思えた人が、次の幸せをまた手に入れられるの。ねっ。



良いアイディアが出ないとしたら、あなたは怠け者

それで、よく仕事で「無」から「有」を生み出すんだよ、って言うと、
私は、例えば、パーマ屋さんでもいい、魚屋さんでもいい。ねっ。

「無から有を生み出す、知恵出しな」って言うと、
「いくら考えても私出ないんです」っていう人いるの。

で、そういう人が絶対に出る方法を、今から教えるからね。

で、まず、出ない人。
例えば、愛想よくしようとかね。
わかる?

お店掃除しようとか、店の周りキレイにしようとか、アイディアって出ますよね。
もしそれが出ない人がいたとしたら、
まず、自分のことを「怠け者」だと思ってください。
怠けてる
んです。



絶対に良いアイディアが出る方法 ~必死でやるとは、必ず死ぬと思うこと~

だって、ホントにあなた出ないと思ってますよね?
で、今から絶対出る方法教えます

3日間のうちに、いいアイデア、
要するに「無」から「有」を生み出す、いいアイデアじゃなくてもいいんだよ。
アイデアを出して下さい。
5つ出してください。ねっ。

お店きれいにするとか、なんでもいいんだよ。
味付けよくするとか、ねっ。
パーマ屋さんだけどうちはシュチューやなんか作ってて出しますとか、
なんか、なんでもあるじゃない。ねっ。
で、私の言ったことでもいい、よそのマネしてもいいの。ねっ。

で、もし、1つも出なかったら
「3つ出してください。3日のうちに3つ出してください」つって、
もし出さなかったら、「あなた銃殺です」
って。

で、ホントに、自分で銃殺になっても出ないのかと思ったら、
1時間で5つくらい出る
から。

だから、あなたは、もし、銃殺だって銃むけられたときに、
慌てて「これやります、これやります」って、言うはずだから

だから本当は、怠けてるんです。
いいですか?

必死でやるというのは、やらないと、必ず死んじゃうと思えばいいんです。
わかるかい?



経営者は頭脳、経営を勉強しなきゃいけない ~腕一本でいくというのは、怠けてる~

商人(あきんど)というのは、小さくても経営者なんだよ。

経営者というのは、頭脳なんだよ。
手足だけ動かしていたんじゃ、ダメ
なんだよ。

もう今日から経営者ってなったら、
職人のとき、パーマ屋さんで職人覚えようが、板前さんで覚えようが、
経営者になったら、経営を勉強しなきゃいけないんだよ。

それを、腕一本で行くというのは、怠けてるんだよ。
いいかい?

板前が料理が上手いのは、当たり前なんだよ。
パーマ屋さんが、頭上手くできるのは、当たり前なんだよ。
それだったら、ずっと、職人でいな

経営者になるということは、ちゃんとそのことを考えて、ねっ。
人を使い、ねっ。
税金を払い国に収め、国がまた潤い、働く人がそこに来て、ねっ。
若い人が就職して、上を見習うんだよ。ねっ。



淡々とやり続けるしかない

だから、私も、ずいぶん、弟子取ろうかと思ったけど、
弟子取っても、これ以上教えることってないの。

最終的に、あとは淡々と、あなたがやり続けるしかないの。

で、やり続けられなくなったとき、
「自分は頭が悪いんだ」じゃないよ。
「自分は怠け者なんだ」って思いな



プロの世界 ~儲からないのは、怠け者だから~

で、怠けちゃいけないんじゃないの。

怠け者なのに、頭が悪いとかって言うと、頭に失礼だからね。
脳細胞は、同じだけついているの。

「銃殺するぞ」って言われたら、答えがあなた出せるんだよ。

だから、やらなくてもいい。
やらなくてもいいけど、自分が儲からないのは、自分が怠け者なんだ
手足使うのはいいけど、頭使うのはイヤなんだ、っていう風に思ってください。

厳しいようだけど、プロの世界ってそういうものなの。



精神論は自分の心の持ち方を変えること ~あっち変えたい。こっち変えたいじゃない。あの人は全く変わらなくていい~

それから、精神論やなんかもそうなの。

「ああなってくれたらいい」ねっ。
「うちの旦那がこうなればいい」
「奥さんがこうなればいい」

ならないよ

それより「全く変わらなくていい
この人はこのままでいい
あの人はあのままでいい」ねっ。
自分の考え方を変えちゃえばいいんだ

それが精神論だからね。

精神論は、あっち変えたいこっち変えたい、じゃないよ

自分の心の持ち方を変える」ってことなの。ねっ。



「ありがたい」「もっと頑張ってもらいたい」という勢いになったとき、ものは変わる

だから、「ああホントに部長の滝は今日降らないのかな」、って。
ひとつの修行だと思ってれば、ねっ。
今まで嫌だと思ってたことが、嬉しくてしょうがないの。

それから、「俺は負けないぞ」って。
いくら部長に怒られたって、俺は絶対負けないから。よそで泣き言とか絶対言わないんだ」って。

「お宅の部長、うるさいでしょ?」
いや、うるさくないですよ」って。
僕のために一生懸命がんばって言ってくれてるだけで、ありがたいと思ってますよ」って。
あのお説教聞かないと寂しいぐらいですよ

って言ったときに、ものって変わるんだよ。ねっ。

「この前30分、怒られちゃった」じゃないの。
なんだ部長、最近30分しか怒んなくて、根性なくなったな」って。ねっ。
1時間ぐらいは、がんばってもらいたいな」ぐらいの勢いになったとき、ものは変わるんだよ、って。



お金がないのは、お金のありがたみを知らないから ~神様が「重みを知れ」と言ってる~

「無」というものの使い道がわかったとき、初めて「有」を生かせるんだよ。ねっ。

「無」を使えない人間が、最初から「有」を求めると、必ず「無」に返しちゃう

若い人が「お金がないんです」
お金のありがたみを知らないからないの。ねっ。

「月に僕、2万円ぐらいしか貯金できないんです」って。
年間24万円か?
1年働いて24万なんだ、って、重みを知らないの。

だから神さまが、「おまえは重みを知れ」って、言ってるの。



コツコツ貯めたお金でお店を出すから、どんな小さいお店でも宝に見える

そういうお金で、貯めたお金で小っちゃいお店を出すから、
こう、どんな小っちゃい店でも宝に見えるの。
「この店潰したくない」と思うの。ねっ。
どんな場末でも、ここに客を呼ぼうと思うの。ねっ。



お金が無かったら貯める ~少しづず貯めてる間に、お金のありがたみがわかる~

「お金がないからできないんです」
お金がなかったら、貯める
の。

「少ししか貯まらないんです」ってなら、
その少しずつ貯めてる間に、お金のありがたみがわかるの。

で、自分の、場末の店にでもきてくれた人に、
心から「ありがたい」と思う
の。

だから、全部あなたのためになってるの。


「無」を生かせたとき、はじめて「有」が生きる ~あることだけを望むと、苦しくなる~

今、無いことを活かしきってないの。
「無」を生かせたとき、はじめて「有」が生きるんだよ。

あることだけを望むんじゃないよ。
そしたら、苦しくなるからね

どうも、ありがとうございました。
長々聴いていただきまして。



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