100回聞き【16】絶対に勝てる人、絶対に負ける人 ~成功する人と失敗する人の特徴。未来の成功を簡単に見分ける方法~ 文字起こし(斎藤一人 さいとうひとり)

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100回聞き【16】絶対に勝てる人、絶対に負ける人文字起こし

誰が勝つかを見分ける方法 ~ビジネスと戦争は違う。共存共栄か活かしっこ~

はい、おはようございます。
100回聞きシリーズです。
これも1か月以内に100回聞いてください。

これはですね、ビジネス、仕事ですね。
仕事において、人を見分け方。

「この人は、この人には勝てない」
それから、「この会社は、あそこの会社に勝てない」
それから、「この国は、あそこの国には勝てない」
っていうのが、1回で見分けられる方法があります
で、それをお教えします。

まず、ビジネスと戦とは全然違うもんなんです。

で、なんでですか?って言うと、
戦っていうのは相手の弱みにつけ込んで、
そこを攻めていけばいいっていう、
弱いところを見つけるというのが殺しっこなんです。

でも、戦争以外はたいがいは、
共存共栄か活かしっこなんです。




相手の悪いところを話す人は絶対に勝てない

そのときに、例えば、相手の会社を見る。

で、自分のライバル会社を見て、せっかく見てきて、
「あそこはあそことあそことあそこが劣ってますよ」っていう
相手の悪いところを話している社長がいたら、
その人は絶対相手に勝てません。

なぜかって言うと「あそことあそことあそこが悪い」っていうことは、
自分がそれが得意だからそのことを見てるんですよね。

だから、「あそこはうちのほうが勝ってる」って言いたいんですよ。

ところが、勝ってる部分がそんだけあるのに、
あなたの会社はそこに勝てないんだよね
って。

っていうことは、どういうことですかっていうと。
あなたより、良いところがあるから伸びてるの。

それを、良いとこを探してくるんじゃなくて、
悪いとこを探す人がいるんです。

で、相手の欠点を見つければスッとします。
気はおさまります。
だけど、実際には勝てません




良いところがあるから勝ってる ~良いとこを真似しない限り抜くことはできない~

だから、こんなことは言いづらいんだけど。
日本って経済的に当分アメリカに勝てません。

なんでかっていうと、テレビを見ようが何しようが、
日本の評論家の方でもなんでも、
「アメリカの欠点、アメリカは民主主義でここが悪いあそこが悪い」って
悪いことをずっと言ってるけど、
そんだけ悪いとこがあってるアメリカに、
今日本は負けてる
んです。

ってことは、悪い部分を探すより、
良いところがあるから勝ってる
んです。

その良いとこを真似しない限り、
アメリカを抜くことはできない
んです。

だから、スッとしたいために言ってるんだったら、
寄り集まって愚痴言ってればいいです。

だから、「あっ、この人はもう本気で勝つ気は無いんだ」
で、「負け犬の遠吠えでずっと言ってたいんだ」

それだったら相手は「あの人はこうなのよ」
「あそこの社長はこういう癖があって」って、
「こういうとこが良くないああいうとこが良くない」って。



あなたの負けているところはどこですか? ~本気でいいことを学ぼうとしたとき、相手の悪いところなんかどうでもいい~

で「そんだけ良くないところにあんた負けてんだよね?」って。

ってことは、
あそこには、それを補うほどの良いことが必ずあるんだ」って。

で、本気でそのいいことを学ぼうとしたとき、
相手の悪いところなんかどうでもいい
の。

だって、相手の悪いところはこっち勝ってるんだよ。
で、勝ってるところじゃないんだよ。

あなたの負けてるとこはどこですか?」って、
真剣になってジーっと相手を見つめなおしたとき、
相手に対する敬意が出てくる

素晴らしいなぁ」って「こんな事やってんだ」っていうとこが見えてくる


「うちの方がすごい」はもう負け。負け犬の遠吠え

だから「相手の会社の、あそこの会社はこういうとこが良くないんだ」
「うちの方がここが勝ってんだ」って、
それは、ビジネスの世界、仕事の世界においてそういうのを負け犬の遠吠えつって、
それもう負け
なんです。

だから、相手のところ
「あそこの社長すごいんだよ!こことこことこがすごいんだ!」
「あそこの会社、こことこことここがうちより優れてるんだよ!」
で、相手のことを褒め出したら、
降参したんじゃない
の。

降参っていうのは、相手の悪いところを探し出して、
あそこよりうちはここが勝ってる。あそこが勝ってる」って言ったのが、
ビジネスの世界においての降参
なの。

「あ、この人もう心が降参してる」って。

だっていいとこ学んで、乗り越えようとしてないの。



相手のいいところを見て、真似しようとする人が勝てる

こことこことここが良いんだよ。あそこは」って、
これを俺たちも真似しなきゃいけないんだよ」って。

これならずっと聞いてて、
「あ、この人やがて勝てる」
、ねっ。

それから、「相手はあそことあそこでうちはここのがすごいんだ」って
強みを言ってるみたいだけど、そうじゃないの。

これ負け犬の遠吠えなの。

だから、それを聞いた時「もうこの人は勝てないよ」
そういう見方をすると、世の中よく見えてくるの。



ビジネスと戦争は大いに違う ~ビジネスはもっと上の段階~

戦争は違うよ。
でも、戦争はもうやってないからね。

ビジネスと戦争は似てますっていうけど、似てるけど大いに違うの。ねっ。

弱点を探してそこを攻めたって、
ボクシングとかそういうのならいいかも分かんないよ。

でも殴りっこじゃないよ。
ビジネスってもっと上の段階
殺しっこじゃないよ。もっと上の段階なんだよ。
魂がもっと上の段階なんだよ。

粗探すより、良いとこ探して、
「ここを見習おう」
って言った人間しか伸びない
んだよ、ねっ。

だから、ビジネスとは殺しっこより、
魂の次元の高いものだよって。

それにふさわしい人間かどうかを、ずっと見極めたとき、
ここの会社はもう勝てない。
この国はもう悪いけど当分はあそこに勝てないよ、ねっ。



我々は学ばなきゃいけないんだ。良いものはなんだろう?

人の国の粗へつらったってしょうがない。
そこの国で直すことなの。

それで、あんだけ粗があっても我々より上だってことは、よほど良いものがあるんだ
我々は学ばなきゃいけないんだ」って。
その良い物はなんだろう?」って言ったとき、
もう悪いことなんか目がいかないの。



良いとこ一生懸命見ているときは、粗なんか目がいかない ~粗を探してるときは、良いとこ見てない~

人間の頭ってね、2つのこと一遍に考えられないの。
粗探してるときは必ず良いとこ見てないよ。

で、良いところ一生懸命見てるときは、
粗なんか目がいかない
の。
いかないっていうより、2つのことは考えられないの、ね。

だから、自分が負け犬の遠吠えを言ってるかどうか。



悪口言った方が負け ~「見習わなきゃ」と言った人がやがて勝つ ~

会社でもそう。
ライバルやなんかいた時に、
「アイツは、ねっ、こことここがダメなんです」ってその人の悪口言い出したら、
「あ、この人はもう降参したんだ」
と思ってください、ねっ。

それより、相手のいいところ。
アイツはこういう良いところがあって俺も見習わなきゃいけないんだ
って言ったら、もうその人はやがてコイツの勝ちだって。

悪口言ったほうが負け。

そういう風に思っててジーっと見てると、
世の中いろんな事見えてきて、
誤ることがない。目がね。
見間違うことがないよっていうことです。

これも、100回聞いてください。
よろしくお願いしまーす。

1ヶ月以内ですよ。
はい。

100回聞き

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