100回聞き【6】「徳の話」~徳とは何か?徳を積むことの大切さ~ 文字起こし(斎藤一人 さいとうひとり)

100回聞き

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100回聞き【6】「徳の話」文字起こし

人の身体に必要な3つのもの ~体に栄養、脳に知識、心に徳~

はい。今から「徳の話」のテープを入れます。
これも100回聞いてください。
100回聞けばわかるっていう、100回シリーズです。

一番最初に「自分の機嫌とろうね」っていうテープ入れて、
「出し切ろうね」、
それから、今から「徳」というもののテープを入れます。

で、「徳ってなんだろう?」って、
よく俗に言う「人徳」というやつなの。
「あの人には人徳があるね~」とかって、
そういう「徳」という話をします。

で、この「徳」というのが一番最後に持ってきたのは、
一番わかりづらいし、馴染みがないからだ。
だけど、これが大変に必要なものなんだよって。

人間の身体には3つの必要なものがあるの。取り入れなきゃいけないもの。

1つが「体に栄養
それから、「脳に知識
それと、心、ハートね。「ハートに徳

というものが要るの。
で、これが満たされてないと、
この3つが満たされてないと、幸せになれないんだよ
っていうことなんだよね。



徳とは何か? ~人に喜ばれること~

それで、「徳ってなんですか?」って、
「徳を積むってなんですか?」って言ったとき、

人の心が軽くなる。
人の心が明るくなる。

要するに、人に喜ばれることをすると、
この「徳」というものが、どんどんどんどんついてきちゃう。ねっ。

それと逆に、「徳を失う行為ってなんですか?」って言ったとき、

人の心を暗くする。
それから、人の心を重くする。

だから、いつも心配そうな顔をしてる人と、笑顔の人では、
もう、それだけで全然「徳」が違うの。

それから、愚痴とか、泣き言とか、嫌味とかって言ってると、
人の気持ちをどんどんどんどん暗くするの。ねっ。

それより、人のこと明るかったり、誉めてあげて

「元気でいこうよ」とか、ねっ。
「ツイてるから大丈夫だよ」

とかって言う人は、
「徳」がどんどんどんどんついてくるの。ねっ。

だから、うちなんかのこうやって仕事してると、すごくいいのは、
「膝が痛いとか、腰が痛い」とかって言ってても、
その人が痛いのに「元気だそうよ」とか、
「明るい気持ちになろうよ」って言ったって、なれないんだよね。

でも、そういう人が、
「腰が痛いとかそういうのがとれたんだよ」とか、
「血圧が高かったのが、低くなったんだよとか」
「旅行行けたんだよ」とか、
「もう頭痛持ちで、頭痛くてしょうがなかったのが、これがとれたんだよ」って言ったとき、

ものすごく相手の「気持ち」「心」「身体」を軽くしてあげて、
ハッピーにしてあげたんだよね。

で、そういうことをしてる人って、
どんどんどんどん「徳」が積んでくるの。



健康でお金があっても、得がないと不幸なことが起きる

ところが面白いんだけど、
なんぼ健康だろうが、なんぼお金があろうが、
この「徳」のない人って見てると、どんどんどんどん不幸なことが起きるの。

で、「徳」がないのに、人を喜ばせもなんにもしないで得たお金って、
悪因を残して消えてくっていうの。

だから、たとえ病気になって消えていこうが、強盗に入られて消えていこうが、ねっ。
そういう悪い事を起こして消えてくの。


自分の機嫌をとって出し切れば、本当の喜びを得られる

だから人間、前の2つのテープじゃないけど、
自分で自分の機嫌をとって、
ホントに出来るだけのことを出し切る。
ホントに出し切ったときに、ホントの喜びを自分も得れるんだよ。

だから、ホントにこう、
秋になると、田植えやってお百姓さんがうれしそうに、実
ったのを見て嬉しそうにしてるってのは、
寒い日も暑い日も、草取りしたり除草剤まいたり、色んなことした人が、初めて喜べるんで、
その、祭りに出会ったからって、ちょっと顔出した人間が、
あの収穫の喜びなんて得られないの。

そうすると、俺たちは、
人様のために、出して、出して、出し切って、
笑顔を出し切って、人のことを、軽く軽くしてあげるの。

人の気持ちを軽くし、身体を軽くし、心を軽くしてあげるの。
そういう人間が、自分にどんどんどんどん「徳」が積まれてくるの。

そうすると、そういう「徳」がどんどんどんどん貯まってくると、
自然と守られてて、無事に過ごせて、気がついたら家族やなんかも、



親子はつながっている ~お金の仕送りではなく、積んだ徳を流す~

だからよく、子供にお金いっぱいあれして、お金いっぱい仕送りしてあげることよりも、
親が積んだ「徳」が子供のほうに流れるの。

親子ってのは、みんな繋がってるものなの。ねっ。
だからよく、「親が悪いことをしてると、親の因果が子に報い」とかって話があったけど、
あれは子に報いというより、繋がってるんだよって。

だから、良いこといっぱい、良いこといっぱいして、
人の気持ち軽くなるようなことし、
人様に喜ばれるようなことしてたら、
絶対に良い事があるんだよって。ねっ。



仕事はテクニックじゃない ~どうしたらみんなが喜んでくれるか~

だから、その仕事というものを、なにかのテクニックかなんかだと思って、
一所懸命こうなんかこう、外国の経営法とか、そんなことばっかり研究してるけど、
上手くいかないの。

だいたい、ひとりさん自体、そんなのやったことないんだよ。

それよりも、「どうしたら、みんなが喜んでくれるものを作れるだろうか」ねっ。
それから、「うちの仕事してる人たちが、どうやったら明るく仕事が出来るだろうか」って。

そんなことばっかし考えてる人が、やっぱし日本一になっちゃったんで。
だから、テクニックよりも「徳」をいっぱい積む事を考えたほうが、
絶対に人はね、幸せになるの。
それで、自然と守られてるの。

よく、だいたい私なんかよりもっと小っちゃい会社の社長さんでもなんでも、
だいたい10人ぐらい連れて歩いてるんだよ。
それぐらいね、護衛がいたりなんかしてるの。

だけど、私はだたの一度だってそんなことしたことないの。
日本中どこでも出かけてっても、ただの一回も危険な目に合った事もなければ、
なんにもないんだよって。
なにも恐れることないの。

で、「それってなんですか?」って言うと、
一生懸命、できる範囲内の「徳」という貯金をしてるんだよね。

で、うちの会社にこうやって集まってきた人。ねっ。
「そういうことで、徳を積むために集まってきたのに、ほんとに全力尽くしてますか?」って。
で、「全力を尽くして仕事をし、愛情を与えてますか?」って。



悪い原因は自分が呼び寄せている ~徳がマイナスになったときに悪いことが起きる~

あのね、こんだけ、自分のやる事がきちっとしてあるのに、
それでもずーっとやらないっていうのは、
ものすっごくね「徳」が足りないよ。
要するに、マイナスになることなの。

で、「徳」がマイナスになるようこと、ずーっとしてたとき、
とんでもない事が起きるからね。

「何にもしないでここにいればいいんだ」って言うけど、
自分の今いること、よく悪いことが、
「どっかに行かなきゃ起きない、どっかに行かなきゃ起きない」ねっ。
方位見て「こっち行かなきゃいいんだ」つってるけど、
そこに悪い原因があるんじゃないよって。

あんたの「徳」が、どんどんどんどんマイナスになってきたときに、
何かがポンと起きるんだよ。

だから、あんたが何処にいようが、死ぬときは死ぬんだよ。
ガンになるときは、ガンになるんだよ。

なんでかって言うと、方位見ようが方角見ようが、ガンはあなたの中にあるんだから。
あんたが北海道行こうが九州行こうが、脳溢血なるときはなるんだよ。ねっ。
車がぶつかるときだって、あなたが呼び寄せてんだよって。
悪い原因って、自分が呼び寄せてんだよって。ねっ。

で、こんなこと、信じても信じなくてもいいよ。ねっ。
だけど、そういう目でずーっと見てみな。



人の気持ちを暗くする人には、絶対に幸せにならない何かが起きる

するとね、確かに「徳」のない人っているの。
お金持ったら、威張っちゃったりとか。
親の財産もらって、怠けてていいんだと思ってたりとか。

そういう人って、人の気持ちをね、明るくしてあげるんじゃなくて、
平気で暗くする人が、どんなふうにどんどんどんどんなってくか。ねっ。

あの、「あそこの家は財産があるからいいんだ」って言うけど、
財産があっても、絶対幸せになんない何かが必ず起きるの。



徳を積むことがどれだけ大切か

だから、「徳」というのはどのぐらい大切なものか。

今は、ハッキリ言います。
栄養なんか摂り過ぎです。知識もあるかわからない、
昔の人よりテレビやなんかでいろんな知識があるかわからない。

ホントに必要な知識ってあるんだよね。
で、この「徳」という3番目がものすごく足りないし、こんなこと知らないの

で、知っていようが知らなくてもいいから、
今聞いた人は知ったよね?ねっ。

「徳」を積む事がどのぐらいいいことで、
「徳」を減らしてく事がどのぐらい悪いことが起きるのか。

自分を踏まえて、周りの人も全部見て。

それで、できたらこれから、ホントに斎藤塾みたいなのを作って、何をしたいのか?っていうと、
月に1回集まって「お客さんの腰が治ったよ」って。
こんだけの「徳」を積んだ。
みんなに喜ばれることが、「徳」を積むってことなんだよ。



人は人から選ばれて幸せになる ~助け合い、教え合い、精いっぱいやって喜んでもらう~

で、みんなで「徳」を積みあっていると、どういう事が起きるか?

別にこれ、宗教でもなんでもないんだよ。
宗教ができる以前から、人に親切にする人と、
人に迷惑をかける人がいるんだよ。ねっ。
で、今は迷惑をかけようが、悪い事をしようが、競争して足を引っ張ろうが、
勝った人が得だと思ってる。

でも、そうじゃないんだよ。
人っていうのは、助け合い、教えあい、ねっ。
自分の出来ることを力一杯やって、精一杯やって、人様に喜んでもらったとき、
この人から物を買おう、この人を選ぼう、この人をなにかしよう。
この人を総理大臣にしようっていうんだって、
みんなに選ばれてなるんだよ。
ねっ。



徳のないやり方は続かない

悪い事をしても、金集めてそればら撒けばいいんだ、って。
そんな人みんな失脚しちゃうんだよ。

一時は上手くいくんだよ。
そんな「徳」のないやり方は、続きっこないんだよ。
で、ほんとに人に喜ばれたとき、ものすごく幸せなんだよ。

「暑いからヤダ、寒いからヤダ」
暑くても、寒くても人様の為にやるの。
それで、喜ばれて、チラシまいたときに来てくれた人に、
1人でも一所懸命にやるの。

そんなことが重なってたとき、
その人に「徳」がいっぱい貯まったときに、ねっ。
誰言うとなく「あの人んとこ行きな、あの人んとこ行きな」っていうことが起きるんだよね。

で、それがホントの仕事であり、自分がやるべきこと。
だから、魂も向上するし、仕事も上手くいくし。



心に「徳」がものすごく大切

だから、このテープ100回聞いてくれれば、
絶対わかってもらえると思うの。

それで、心には「徳」というものが要るんだ。ねっ。
「健康ならいいんだ」って、「お金さえあればいいだ」じゃないの。
もうひとつ大切なものがあるの。

この心、このハートに「徳」というものを与えてあげないと、
どんどんどんどん運勢がしぼんできちゃうの。
それが悪い事を呼び寄せるの。

自分にも呼び寄せ、家族にも呼び寄せ、子供にも呼び寄せ、
親にもあっちこっちに悪いことが及ぼすの。

ところが、「徳」をいっぱい積んでると、
いいことが、いいことが、いいことが、どんどんどんどん起きてきて、
自然、自然と守られるの。

だから、「徳」がものすごく大切なんだよ。
っていう、このことを教えたいの。

それで、100回聞いてください。

それで、100回聞いた後も、何回も何回も聞き、
そういう目で見てください。

そしたら、いろんなことがわかります。
どうも、ありがとうございます。


100回聞き

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