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100回聞き【12】「マスターの教え part2」文字起こし
指導される側の力 ~指導される力がないから、ほとんどの人が困っている~
はい、おはようございます。
ただ今から、マスターの教えの続き、パート2です。
これをお話します。
「マスターの教えの1」を聞いてくれた方が思うのが、2つあります。
「これ難しいな」って思う人がいます。
まずそれは、自分が人をこう指導するようなぜんぜん立場に立ってない人は、
「よくわからない」っていうのがあります。
それから、逆にいうと、人に言わなきゃいけない立場の人は、
「自分が言ったら聞いてくれるだろうか?」
って、こういう風に思う人がいます。
ところで、みなさんがよく勘違いしてることがあるんだけど、
「指導力」という言葉があるんですよ。
で、指導力ってすごく大切だから、
私はこういう風に人を指導する、ああいう風に指導するって本は山ほど出てるんです。
ところが、指導力の他に、「指導される側の力」
要するに、「指導される側の力」というのがあるんです。
だから、最初の「マスターの教えの1」で何を教えてるかっていうと、
ああいうのを聞いてると、指導される側の方の力がつくテープなんです。
どういうことですか?って言うと、
実はこの「指導される側の力」がないがゆえに、
ほとんどの人が困ってるんです。
どんどん出世する人と、出世できない人の違い
だから、会社でうまくいかない人も出世できない人も、
ちょっと考えて下さい。
「君こういうところはこういう風にした方がいいよ」って言われたときに、
言いづらくてお説教しづらいやつ。
それから、言うとブスッとする人間と、
「ありがとうございます!私の気が付かないこと教えてくれて、どうもありがとうございます。これから気をつけます」
「もっとあったらこれから教えてね。教えて下さいね」
って、もし言ったとしたら、その人間はどんどん出世するんです。
それと、言う方も言いやすいんです。
だから、この世の中は「指導力だ、指導力だ」って言うけど、
優秀な指導者が出てくることを人は望むけど、
その前に「優秀な指導される側の人間になるんだ」ってことを、
ちょっと考えたら、ものすごく話がわかりやすいんです。
指導する方も大変
だから、最初の1のテープは、指導される側、
指導する方もこんなに大変な思いしてるんだって。
それを、
「うるせぇことばっかし言って、なんて細けえこと言うんだ」
っていう気持ちと、
「細かいこと言いづらいの、僕のために言ってくれて、ありがとうございます!」
っていう人間とではぜんぜん違うよって。
だから、あのテープを聞くと、1のテープを聞くと、
指導する側の心構えもわかるけど、指導される側の心構えもわかるの。
指導される力がないと絶対に上手くいかない ~言われてブスッとする人は、指導される力がない~
それで、一番大切だけど忘れられてるのは、指導力じゃないの。
「指導される側の力」がなさ過ぎるの。
で、自分がもし指導される側の、
人間って指導する側にもなることあるけど、指導される側になることもあるよね?
そのときに、自分は指導力はあるけれど、ねっ。
人には言うけど、自分が言われるとブスッとしちゃったり、
怒っちゃったりする人いるけど、
それって、指導される側になったときの力がないの。
だから、あなたは立派なことを言っててもそこまでしか行かないし、
それから、人のいい話を聞いてても受け入れられないの。
指導力を磨くことは結構ですけど、
「指導される力」、「指導される側の力」という受け入れる側の力をしっかり磨かないと、
絶対にうまくいかないですよ。
で、みなさんがうまくいかない理由は、
指導力以前に、「指導される力」がないのかもわからないの。
それで、そのことを、
「あ、そうなんだ!」
「これを気づかせてくれるテープなんだ!」って。
だから、あれを聞いたとき、
このテープをちゃんと聞くと、
お互いくだらない指導はしなくて済むような人間に、お互いがなる。
それから、言う方も言われた方も
「ありがとうございます!」
って言えるようになれば、ものすごく問題ないよね。
あなたが社長なら誰を出世させようと思うか?世の中ってそういうもの
「指導力の他に、指導される側の力というのがあるんだよ」
「ありがとうございます!いいこと聞きました!」って言うのと、
ブスッとして「なんだうるせぇこと言いやがって」って言うのとは、
ぜんぜん違うんだよ。
もしあなたが、会社の社長やなんかで
「誰を出世させようと思いますか?」っつったとき、
自分が言う方の立場になって考えてごらん。
世の中ってそういうものだよ、ねっ。
だから、それが大切だよ。
1か月以内に100回聞いてください
これも「100回聞いてください」って言うんだけど、
100回っていうのは、1ヶ月以内で100回聞いてくださいっつうことだよ。
あんまりポツーン、ポツーンじゃ忘れちゃうからね。
集中的に聞かないとダメですよっていうことです。
なんか、お説教がましくて申し訳ないんですけど
わかって下さい。どうもー。
追伸
人に細かいことを注意されたら「ありがとうございます。言いづらいことを言ってくれて」
はい、追伸でーす。
人に注意されて、細かい事注意されたら、
「ありがとうございます。言いづらいこと言ってくれて」って。
「私もねー、まだまだ未熟だから1回くらい聞いても、忘れちゃってまた同じこと繰り返しちゃうことありますから、そのときは、何回でも注意してくださいね。よろしくお願いします」って。
この一言を言うと、
「大したやつだなぁ」って。
「はい」と言っててもダメ
それから、口でばっかし「はいはい」って言ってて、
同じ過ち何回も繰り返してると、
「おまえ返事ばっかしいいけど、全然ダメだね」って
こうやって言われる可能性もあるの。
だから、さっきの「指導される力」っていうのがあんじゃない?
だから「はい」とか言えばいいんじゃないの、
だから、相手が、
「私、何回でも言って下さい。ついもうクセになっちゃってるからやっちゃうことがあるんです。そのときはよろしくお願いします。何回でも言ってくださいね。」
って言っとくと、相手は
「こいつ、しっかりしてるな」って。
で、自分も、また直ってくる。
「上手い指導のされ方だなぁ」を磨く
だから、「うまい指導の仕方だな」っていうのもあるけど、
「うまい指導のされ方だな」っていうのもあるのね。
だから、この「うまい指導のされ方だな」っていうのを磨いていくと、
素晴らしい人間になってきて、もうなんていうの、
お説教されるたびに相手がもう感心しちゃって
「もうお見事」
周りで聞いてる人間も
「素晴らしい」っていう指導のされ方。
だから、指導力の本がなぜこんなに山ほど出てるのに、
見事な指導のされ方の、
指導した人までが感心し、周りにいる人が感心してしまうぐらいの指導のされ方の本がないんで。
まあ余計なことなんだけど、こうやってテープ入れてますから、
これも聞いてちょっと参考にして下さい。
よろしくお願いしまーす。
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